APRC2019/03/08

モントレーのAPRCカレンダー入りが決定

(c)Takeshi Sakuma

 ジュネーブで行われたワールド・モータースポーツ・カウンシル(MWSC)において、6月6〜9日に開催される日本スーパーラリーシリーズ第2戦/全日本ラリー選手権第5戦のモントレー2019がアジア-パシフィック・ラリー選手権(APRC)アジア・カップの今季カレンダーに追加されることが承認された。

 これは日本自動車連盟(JAF)からの要請によって、APRCファイナルラウンドへの日本人ドライバーの参戦資格を助けるために追加されると説明されている。

 また、現在のWRカーのテクニカルレギュレーションが5年間の適用となり、ホモロゲーション期間が延長されることが正式に決定した。

 2017年に導入された現在のWRカーのテクニカルレギュレーションの有効期限は当初、2019年までの3年間だったが、2022年に登場予定の次世代マシンのレギュレーションを待つために2年延長される。したがって、マニュファクチャラーは現在のWRカーを2021年末まで使用することができるようになり、今後については追加の「ジョーカー」でWRカーをアップグレードすることが許されることになる。

 マニュファクチャラーは今後、R-GTマシンとしてホモロゲーションを取得することが許されることになる。現在のR-GTマシンは、R-GTのテクニカルパスポートによって公式競技への参戦が認められていたもので、パスポートの有効期限であれば今後も参戦は可能となる。2020年以降にR-GTのテクニカルパスポートを新規に開設することはできない。