WRC2018/11/22

ラッピ、「ヤリスWRCを恋しく思い出すだろう」

(c)Totota

 ラリー・オーストラリアでトヨタGAZOOレーシング・ワールドラリーチームでの最後のラリーを4位でフィニッシュしたエサペッカ・ラッピは、チームを離れたあともトヨタ・ヤリスWRCを恋しく思い出すことになるだろうと語った。

 ラッピは2017年にトヨタに加入、WRカーデビュー4戦目のフィンランドで初優勝を飾り、今季は3度の表彰台を達成、最終戦のオーストラリアでは惜しくも表彰台に届かず4位となったがドライバー選手権で5位となっている。

 来季はシトロエン・レーシングでの新しいチャレンジを楽しみにしつつも、マニュファクチャラータイトルをともにしたトヨタやヤリスでの素晴らしい思い出を決して忘れられないだろうと語っている。

「僕がヤリスを恋しく思うだろうことは間違いない。これほど素晴らしいマシンなのだから、それは絶対だ。だが僕は新しい挑戦を楽しみにしている」とラッピは語った。

「オーストラリアの最終日はシーズンの中でも最もタフな一日だった。コンディションはすごくトリッキーだったから、ドライビングを楽しむというよりきっちりゴールしなければならなかったからね。マニュファクチャラーズタイトル獲得に貢献できたので、少なくともいいラリーにはなった。トヨタといういいチームでキャリアの節目を迎えることができてよかった。チームと彼らのサポートに感謝しているよ。彼らはラリーへの大きな情熱を持っていた」