WRC2019/04/27

ラトバラ、アルゼンチンでWRC200戦出場を達成

(c)Toyota

 トヨタGAZOOレーシング・ワールドラリーチームのヤリ-マティ・ラトバラは、ラリー・アルゼンチンでドライバーとして史上初のWRC通算出場200回を達成、新たなマイルストーンを刻むことになった。

 ラトバラは、2月のラリー・スウェーデンで通算197戦目を迎え、2度のワールドチャンピオンであるカルロス・サインツの記録を破り、史上最多出場ドライバーになっている。

 木曜夜に行われたスーパーSSを6番手タイムでスタートしたラトバラは、この週末は絶対的な速さを求めるよりサバイバル戦で生き残ることが大事になると考えているようだ。

「今週末は、誰にとっても大変難しいラリーになるだろうね。大量の雨により、路面は本当に軟らかくなっている。シェイクダウンでは深い轍が刻まれていたが、あのような路面を走るとクルマに大きな負荷がかかるため、今週末は、純粋に速さを求めるだけでなく、耐久性についても考えながら走らなければならない。シェイクダウンではセッティングの微調整を続け、最後の走行でとても良いフィーリングが得られ、荒れた路面に合ったセッティングを見つけられたと思う」

 ラトバラのコドライバーのミーカ・アンティラも昨年のラリー・イタリア・サルディニアで通算200戦を達成しており、このアルゼンチンで通算210戦目の出場を迎えている。