WRC2017/06/28

ラリーGB、木曜日にナイトステージを追加

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 ラリーGBの主催者は、木曜日の夜にタウニイで行われる新しいスペクテイターステージを追加することを決定した。ラリーGBが木曜日の夜にステージを設けるのは2013年以来となる。

 10月26〜29日に世界ラリー選手権の英国ラウンドとして開催されるラリーGBの主催者は先日、2つのナイトステージが行われる土曜日の夜に十分な休憩が得られないというWRCチームの懸念を払拭するために、日曜日の朝に行われるグイデイルのステージの最初の走行をキャンセルすることを決定したが、観客が観戦しやすいタウニイの町の近くのティル・プリンス・レースウェイのステージを新たにアイテナリー加える計画であることを明らかにした。

 ティル・プリンス・レースウェイはふだんはホースレースが行われるオーバルトラックをもった遊園地施設であり、夜間でも楽しめるよう施設内の照明設備を備えている。ラリーGBではこのオーバルコースをベースとしてスペクテイターステージがレイアウトされることになる。

 イベントは現在、10月26日木曜日の18時30分にスランディドノ海岸でセレモニアルスタートを切る予定となっており、そのあとティル・プリンス・レースウェイのステージが行われる。

「新しいステージはディーサイドのサービスパークからも遠くなく、短い距離にジャンプやドーナツターンなど様々なアクションが詰め込まれている。サーキットではサインセッションや楽しいイベントが容易されるほか、ファンたちは大型画面でレースを楽しむことができる。A55を下ればマンチェスターとリバプールにも簡単にアクセスできるし、素晴らしい夜になるだろう」と主催者は語っている。