WRC2021/02/23

ロヴァニエミで関係者3人がPCR検査で陽性反応

(c)Arctic Rally Finland

 フィンランド国営放送YLEは、アークティック・ラリー・フィンランドのためにフィンランドを海外から訪れた関係者のなかから3人がPCR検査の結果、新型コロナウイルス感染症の陽性だったと報じている。

 AKKスポーツが定めたCOVID-19プロトコルによれば、アークティック・ラリー・フィンランドのためにフィンランド国内からロヴァニエミを訪れる者は到着する48時間前までに居住地でPCR検査を受けることが義務付けられ、海外からフィンランドを訪れる場合には72時間以内にPCR検査を受けて陰性であることが入国時には求められ、ロヴァニエミ到着時に新しい検査を行う必要がある。

 ラップランド中央病院のマルック・ブロアクセン主任感染症医師によれば、PCR検査は週末と月曜日にロヴァニエミで行われ、これまでのところ海外から訪れた3チームから計3人に陽性反応があったため、濃厚接触が疑われる者をふくめた14人が隔離されたという。3人はいずれも出発前の検査で陰性だったことが証明されている。

 ロヴァニエミでは月曜日からすでにサービスパークの準備が始まっており、水曜日からレッキがスタートする予定となっている。

 ラリー主催者はいまのところこの件について声明を発表していない。