WRC2019/12/06

ロヴァンペラがトヨタ・ヤリスWRCを初テスト

(c)Toyota

 トヨタGAZOOレーシングWRTは水曜日に南フランスにおいてラリー・モンテカルロのためのテストを開始、初日にステアリングを握ったのは19歳のカッレ・ロヴァンペラだ。

 テストが行われたのは、モンテカルロのホストタウンとなるギャップの西北に位置するオート・ザルブ県のコル・ド・レシャセ。ロヴァンペラは、まだ15歳だった2016年の夏に、WRCデビュー前のヤリスWRCを一度テストするチャンスがあったが、このときはほんの数kmを走った程度だと言われており、本格的に走り込んだのは今回のテストセッションが初めてとなる。

 ロヴァンペラのテストはコル・ド・レシャセのところどころ雪が降って薄いレイヤーとなった凍結したステージでスタート、その後、ドライコンディションのステージで走り込みを行い、2日間にわたった最初のテストをスムースな走りでトラブルなく完了した。

 ロヴァンペラがテストを行ったあと、6 日からテストはエルフィン・エヴァンスにスイッチ、さらに日曜日からセバスチャン・オジエが2日間のドライブを行い、最終日の10日には勝田貴元がテストを行う。