JAPAN2017/06/24

三菱益子CEO、「ランエボ復活の夢捨てたくない」

(c)Mitsubishi

 三菱自動車の益子 修取締役社長CEOは、23日に行われた同社の株主総会において、パジェロとランサーエボリューションのブランド復活の可能性について言及した。

 ランサーエボリューションは2015年に予約販売を行ったファイナルエディションを最後に生産販売が終了、パリダカールで育ったパジェロもブランドとしての開発は現在では凍結されている。しかし、三菱自動車が23日開催した株主総会のなかで、益子CEOは、いつか新しいパジェロやランサーエボリューションの開発にも挑戦したいとの考えを示した。

 益子CEOは、「世界各国で環境規制や燃費規制の厳しさが増す」として今後も環境に配慮したクルマの開発を中心とする方針に変わりないとしながらも、世界各国で長年に渡り多くのファンに愛されてきたパジェロとランサーエボリューションの復活の夢を捨てたくないと語っている。

「夢は捨てたくない。いつかV字回復を実現し、会社に余力が出てきた暁には、ルノー・日産アライアンスの力も借りて、新しいパジェロやランサーエボリューションの開発にも挑戦したい」と益子CEOは株主総会という公の場で語った。