RallyCross2018/10/26

世界ラリークロス選手権、2019年カレンダー発表

(c)FIAWorldRallyCross.com

 FIA世界ラリークロス選手権は、2019年の暫定カレンダーを発表した。

 来季は今季より1戦少ない全11戦で構成されるが、開幕戦アブダビ(ヤスマリーナ)、第3戦ベルギー(スパ・フランコルシャン)といった新しい舞台が加わり、スペクタクルなシーズンになることが期待できそうだ。そのいっぽうで、モンタレグレで行われていたポルトガル・ラウンド、エステリンクで開催されたドイツ・ラウンドはカレンダーから消えることになった。

 シーズン開幕戦が中東初開催となるアブダビとなったことで、2年続けて開幕戦だったスペインは第2戦となる。スペインのバルセロナ・サーキットはこの日、世界ラリークロス選手権の開催を4年間延長する契約を締結したと発表したばかりだ。

 第3戦ベルギーのあと、今季からシルバーストンへと舞台を移したイギリスが第4戦となり、そのあと第5戦ノルウェー(ヘル)と第6戦スウェーデン(ヘリェス)の北欧ラウンドが連なる。

 1カ月のインターバルのあと、世界ラリークロス選手権は北米大陸へ飛んで第7戦カナダ(トロワ・リヴィエール)で再開されたあと、第8戦フランス(ロエアック)と第9戦ラトビア(リガ)の欧州2ラウンドが行われ、第10戦アメリカ(COTA)と第11戦南アフリカ(キラーニー)という今季と同じ2戦でエンディングを迎える。

■2019年FIA世界ラリークロス選手権暫定カレンダー
1 アブダビ(ヤスマリーナ)4/5-6
2 スペイン(バルセロナ)4/27-28
3 ベルギー(スパ・フランコルシャン)5/11-12
4 イギリス(シルバーストン)5/25-26
5 ノルウェー(ヘル)6/15-16
6 スウェーデン(ヘリェス) 7/6-7
7 カナダ(トロワ・リヴィエール)8/3-4
8 フランス(ロエアック)8/31-9/1
9 ラトビア(リガ)9/14-15
10 アメリカ(COTA)9/28-29
11 南アフリカ(キラーニー)11/30-12/1

 また、2018年のヨーロッパ・ラリークロス選手権は、スペイン、ベルギー、スウェーデン、フランス、ラトビアで世界ラリークロス選手権と併催されるほか、8/17-19にドイツ(エステリンク)で単独開催され、全6戦で争われる。

 2019年FIA世界ラリークロス選手権カレンダーは12月のFIAワールドモータースポーツカウンシル(WMSC)で正式承認される。