JAPAN2020/06/11

全日本ラリー選手権が改訂版カレンダーを公開

(c)Takeshi Sakuma

 一般社団法人日本自動車連盟(JAF)は10日、新型コロナウイルスの流行にともない延期となっていた全日本ラリー選手権のカレンダーを再編、7月末に京都で開催されるラリー丹後で4カ月半ぶりにシーズンが再開されることになりそうだ。

 今季の全日本ラリー選手権は、第1戦のRally of Tsumagoiが台風19号による路面悪化によってキャンセルとなり、事実上の開幕戦となった新城ラリーは、新型コロナウイルスの拡大を防ぐために無観客のなかで行われたのを最後に、以降のイベントについては延期が相次ぎ、7月のラリー・カムイと8月の横手ラリー2020が開催を中止するという苦渋の決断を行っていた。

 今回発表となった新しいカレンダーでは、当初は5月に開催が予定されたラリー丹後は、中止となった横手ラリーよりも4週間前の開催日程の7月31日-8月2日でリスケジュールされることになり、これがシーズン再開イベントとなる。

 その後は当初のカレンダーどおりにラリー北海道(9月11-13日)とMCSCハイランドマスターズ(10月16-18日)が行われるが、延期となっていたモントレー2020(9月25-27日)が2戦の間に挟まれて行われることになり、さらに久万高原ラリー(11月6-8日)がタイトなスケジュールのなかで続くことになる。最終戦はツール・ド・九州2020 in 唐津(11月27-29日)となり、今季は全7戦で争われることになる。

■全日本ラリー選手権カレンダー改訂版
3/13-15 新城ラリー2020(第2戦・開催済み)
7/31-8/2 ラリー丹後(第5戦・延期)
9/11-13 ラリー北海道(第9戦)
9/25-27 モントレー2020(第6戦・延期)
10/16-18 MCSCハイランドマスターズ(第10戦)
11/6-8久万高原ラリー(第4戦・延期)
11/27-29 ツール・ド・九州2020 in 唐津(第3戦・延期)