WRC2019/08/12

勝田貴元は、カーナンバー17のヤリスWRCで参戦へ

(c)Toyota

 ラリー・ドイッチュランド主催者は、8月22-25日に開催される今年のイベントに11台の新世代WRカーを含む56台のエントリーがあったことを発表した。

 トヨタGAZOOレーシングWRTはオイット・タナク、ヤリ-マティ・ラトバラ、クリス・ミークのレギュラーメンバーとなり、さらに勝田貴元がヤリスWRCでのWRCデビューを果たす。勝田はトミ・マキネンレーシングからのエントリーとなり、カーナンバーは17番となっている。

 ヒュンダイ・モータースポーツはティエリー・ヌーヴィル、アンドレアス・ミケルセン、ダニエル・ソルドの3人をノミネート、シトロエン・レーシングはセバスチャン・オジエとエサペッカ・ラッピ、Mスポーツ・フォードWRTはケガによって療養しているエルフィン・エヴァンスに代わって今回もガス・グリーンスミスとテーム・スニネンの2台体制となる。

 WRC2プロ選手権には5台がエントリー、シュコダ・モータースポーツは選手権リーダーのカッレ・ロヴァンペラとヤン・コペツキの2台体制、Mスポーツ・フォードはエリック・カミリーとポントゥス・ティデマンドが新しいフォード・フィエスタR5 Mk2のターマック戦に挑む。また、シトロエン・トタルからマッズ・オストベルグが出場する。

 プライベーターによるWRC2選手権には15台のR5マシンが出場、フィンランドで優勝したニコライ・グリアジンはニューカラーのシュコダ・ファビアR5を準備しており、ERC王者のカイエタン・カイエタノヴィッチはふたたびフォルクスワーゲン・ポロ GTI R5にマシンを戻して出場する。また、元シトロエンのジュニアチームのドライバーだったステファン・ルフェーブルが、BMAチームのフォルクスワーゲン・ポロGTI R5で参戦する。