JAPAN2018/01/18

日本アルペンラリーヒストリックシリーズが誕生

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 1950年代から1970年代まで日本最大のラリーであり、2000年代に日本で初めての国際ラリーとして開催された伝統と歴史ある『日本アルペンラリー』の名称を引き継いだ、ヒストリックラリーの新シリーズが誕生した。「日本アルペンラリーヒストリックシリーズ」は今季4戦のシリーズ戦として開催される。

 日本アルペンラリーヒストリックシリーズでは、スポーツ性と安全性の高いSSラリーをJAF公認のもとで開催し、さらなるラリーの振興と愛好者間の親睦を図るという。

 同シリーズは全日本ラリー選手権ほかJAF公認ラリーとの併催となり、ヒストリックマシンには負担が大きいため、短縮アイテナリーが採用され、2018年はターマック2戦、グラベル2戦で構成される。

 参加できる車両は、日本の公道を走行できる1984年末までに発売された車種。および1984年末までに発売された車種の1985年以降の継続生産車およびバリエーションとなる。例えば、1985年式A175ランサーターボでも、モデル自体は1983年から製造されているために出場可能となる。

 クラス区分は、Aクラス(1.6L未満)、Bクラス(1.6L以上)の2クラスとし、参加車両はJAF RF車両に準拠した安全装備(ロールケージ、シート、シートベルト、消火器)を持つものとし、路面を問わずラリータイヤ(グラベルタイヤ)のみとなっている。

■2018年日本アルペンラリーヒストリックシリーズ
第1戦ラリー丹後2018ヒストリック(4月28-29日)
第2戦モントレー2018ヒストリック(6月9-10日)
第3戦横手ラリー2018ヒストリック(8月4-5日)
第4戦ラリーハイランドマスターズ・ヒストリック(10月13-14日)

■日本アルペンラリーヒストリックシリーズ公式サイト
https://alpinehistoric.com/