JAPAN2016/09/24

日本スーパーラリーシリーズの概要が発表

(c)Japan Motorsport Association

 2017年シーズンからスタートする「日本スーパーラリーシリーズ」の概要が発表された。

 発表された概要によれば、日本スーパーラリーシリーズではラリー競技の普及と振興、参加車両の拡大と日本におけるラリーのグローバル化、参加者やファンにとって満足度の高いイベントの実施、日本のラリーの質の向上と発展をめざし、これらの実現によって近年のラリーの盛り上がりを一段と推進するという。

 2017年についてはFIA世界ラリー選手権の車両規定に合致する車両がエントリー可能となり、RC1クラスのWRカー、RC2クラスのS2000およびR5マシン、RGTマシンも参加できるほか、JAFラリー車両規則に適合するラリーRR車両(RR車両)、ラリーRN車両(RN車両)またはラリーRJ車両(RJ車両)の出場が認められるほか、2018年以降については新たな参加車両規定が策定されるという。

 2017年の日本スーパーラリーシリーズはすでに以下のとおり全3戦のカレンダーが発表となっており、Rally of Tsumagoiは全日本ラリー選手権との併催イベントとして申請中だという。

Rd.1 Rally of Tsumagoi(2/2-5)Snow
Rd.2 Montre 2017 in Tsumagoi(6/8-11)Asphalt
Rd.3 Rally Hokkaido (9/15-17)Gravel

 2017年は、全日本ラリー選手権参加者のうち希望する者には日本スーパーラリーシリーズへの登録を可能とし、総合部門と2WD部門において各戦とも総合結果の1位から10位までに25,18,15,12,10,8,6,4,2,1ポイントが与えられ、レグポイントとして1位から7位までに7,6,5,4,3,2,1ポイントが加算される。

 また、日本スーパーラリーシリーズ発足に伴い、新たな組織として日本モータースポーツ・アソシエイションの設立が発表されている。