WRC2020/01/27

豊田章男チーム総代表、「悔しさが残った開幕戦」

(c)Toyota

 トヨタGAZOOレーシング・ワールドラリーチームは1-2態勢で迎えたラリー・モンテカルロの最終日、惜しくも優勝を逃すことになったが、セバスチャン・オジエとエルフィン・エヴァンスがそろって表彰台に立つことになった。豊田章男チーム総代表は、新しい態勢で迎えた新シーズンが素晴らしいスタートになったとしながらも、勝利を失った悔しさをバネにしてヤリスをもっと強いクルマにし続けていこうとドライバーたちに呼びかけた。

(以下、豊田章男チーム総代表のコメント全文)

2020年のWRCシーズンが始まりました。今年は日本開催もあります。TOYOTA GAZOO Racingにとっては、8人の新たなドライバー/コドライバーを迎えた新チームでのスタートでもありました。新チームでの開幕戦、全4台のヤリスが完走を果たせたこと、先ずは嬉しく思います。そして、オジエ/イングラシアが2位、エヴァンス/マーティンが3位と素晴らしいシーズンスタートを切ることができました。時間の無い中で準備してくれたチームのみんな、ありがとう!

しかし、先日の体制発表のステージ裏では、この新たなドライバー達とも「We hate to lose」の合言葉を確認しあっていました。私も含め、みんなの心にも、悔しさが残った開幕戦でもあったと思います。今年のチームは“誰もが勝ちを狙える”チームです。次戦以降も常に表彰台の高いところを目指し、ヤリスをもっと強いクルマにし続けていきましょう。

ファンの皆さま、今シーズンも応援よろしくお願いいたします。

追伸
セバスチャンとジュリアンへ。
連続する地元勝利をヤリスで止めてしまったこと、申し訳ない気持ちです。一緒にヤリスをもっと強いクルマにしていきましょう。そして多くの勝利を目指しましょう。We hate to lose!