WORLDWIDE2017/11/02

エティオスR4、フランス最終戦で0カーデビューへ

(c)ORECA

 オレカは、11月末に開催されるフランス選手権最終戦のラリー・デュ・ヴァールにおいてトヨタ・エティオスR4を0カーとしてデビューさせる。ドライバーは、オレカとテスト契約しているステファン・サラザンとなる。

 11月23〜24日に行われるラリー・デュ・ヴァールは、多くの注目エントラントでにぎわうことになりそうだ。カーナンバー1をスタートするのはセバスチャン・ローブと妻のセヴリーヌのプジョー306マキシ、フランスチャンピオンのヨアン・ボナートは来季の本格デビューするシトロエンC3 R5をデビューさせるとの情報もあるが、それとともに注目されるのはサラザンのエティオスR4になりそうだ。

 FIA R4キットの公式サプライヤーであるオレカは、エティオスにこのキットを搭載してこれまでテストを行ってきたが、いよいよ実戦でその走りを披露することになる。

 オレカは今週、ラリー・モンテカルロのベースとして有名なギャップ近郊のターマックステージにおいてサラザンとともにフランソワ・デルクールがエティオスR4のテストを行っている。デルクールはオレカのテストドライバーではないが、フランスメディアのエシャップモンの取材でテスト走行を行ったとの情報だ。