WRC2017/04/28

オジエ、アルゼンチンSS1を制して首位発進

(c)M-Sport

 2017年世界ラリー選手権(WRC)第5戦ラリー・アルゼンチンが木曜日夜に行われたコルドバ・ストリート・ステージで開幕、Mスポーツ・ワールドラリーチームのセバスチャン・オジエ(フォード・フィエスタWRC)がトップタイムを奪い、アルゼンチン初勝利にむけて力強いスタートを切った。

 グラベルとターマックのミックスステージとなるSS1のコルドバ市街地ステージ。ナイトステージとして行われたため、暗闇のなかでミスをするドライバーがいるなか、アルゼンチンでの初勝利を狙うオジエがベストタイムをマーク、ダニエル・ソルド(ヒュンダイi20クーペWRC)とエルフィン・エヴァンス(フォード・フィエスタWRC)が0.9秒差で並んで2位につける展開となった。

「そう悪くなかった。走りには満足している」とオジエは満足そうに語っている。「クルマもOKだし、プッシュしたよ」

 クリーンな走りでノーミスを心がけたというエヴァンスとソルドに続く4番手タイムはティエリー・ヌーヴィル(ヒュンダイi20クーペWRC)、シェイクダウンで一番時計を叩き出したヤリ-マティ・ラトバラ(トヨタ・ヤリスWRC)が5番手タイムで続くことになった。

 DAY1は明日、ヴィージャ・カルロスパスから南下してカラムチッタ渓谷へと向かい、19.95kmのサン・アグスティン〜ヴィージャ・ヘネラル・ベルグラノのステージから3日間にわたる戦いが始まることになっている。金曜日のスタートは現地8時38分(日本時間20時38分)が予定されている。