WRC2016/11/26

オジエ、フィエスタ2017をウェールズでテスト

(c)MarkJames/twitter

 セバスチャン・オジエは金曜日、ウェールズ地方のグラベルステージで Mスポーツのフォード・フィエスタRS WRC2017のテストドライブを行った。

 オジエは日曜日にラリー・オーストラリアでフォルクスワーゲン・ポロR WRCの最終戦を2位でフィニッシュしたあと、すぐに帰国の途につき、水曜日にはスペインのタラゴーナ地方のターマックとグラベルステージでトヨタ・ヤリスWRCをテスト、そしてそのわずか二日後には Mスポーツのニュウエポンをドライブすることになった。

 オジエのテストは当初、Mスポーツが所有するグレイストークフォレストで行われるとの情報だったが、2012年にラリーGBのパワーステージとして使用されたこともあるウォルターズ・アリーナの一部のセクションで行われた。

 Mスポーツ代表のマルコム・ウィルソンとともにテクニカルディレクターのクリスチャン・ロリオーが立ち会うなか、オジエはジュリアン・イングラシアとともに金曜日の朝9時からテストをスタート、最初はロードカーでコースをレッキしたあとフィエスタ2017にスイッチして50kmあまりの走行を行い、テストは昼過ぎから来季、チームメイトになる可能性があるオット・タナクに引き継がれたという。

 テストを目撃した情報者によれば、オジエはスローなペースでスタートしたものの、その後、かなりペースを上げ、チームとのやりとりもうまくいっていたように見えたという。

「セバスチャンは最初、慎重なペースで走っていたが、その後はかなりコンペティティブスピードに近かったと思う。チームとどのようなことを話していたのかわからないが、彼らのボディランゲージからはポジティブな印象に見えた。彼らは何回かセットアップを変えるためにサービスに戻り、いつもと変わらないセットアップのためのテストだったように感じられた」