セバスチャン・オジエは、ラリー・モンテカルロでの11勝目を狙うための戦いは困難だと認め、残りの2日間はエルフィン・エヴァンスとの2位争いに集中するつもりだと語った。
ラリー・モンテカルロは、オリヴァー・ソルベルグが初日からペースを握り、金曜日もさらにリードを広げることになった。ワールドチャンピオンのオジエは、初日は一番手でコースに臨んで路面を覆う雪かきに苦しみ、二日目は前夜にリタイアした二人のドライバーが彼の前を走ることになったが、それでも路面を覆う雨で水分を含んでべとべとになった雪に阻まれ、後方のよりクリーンな路面を走ったソルベルグからは1分14.9秒も遅れてしまった。
「この日の朝もシャーベット状の融雪路面が僕たちにとってはトリッキーだった。今日は先に走った2台が走行ラインを作ってくれたが、僕たちの後方では路面コンディションが刻々と良くなっていった」とオジエは語った。
オジエは3位で金曜日を終えることになったが、最後の2つのステージで2位につけるエヴァンスとの差を34.8秒から6.5秒差へと縮めることに成功した。それまでのモンテカルロのコンディションはフロントランナーには厳しかったが、暖かい雨で雪がほとんど消えたことでオジエはタイムを縮めることに成功した。
「午後のコンディションもトリッキーだったが、もうシャーベット状の雪は出ていない、せいぜい路面に少しある程度だと分かっていた。最終ステージでは、多少のタイムロスは覚悟していたが、むしろ僕にとっては状況は少し好転した」とオジエは語った。
「路面はかなりのウェットコンディションだったが、おそらく、後続のドライバーにとっては路面にはかきだされた泥がかなり出てきたんだろう。アプローチは大きく変えなかったが、僕らにとっては少し追い上げるチャンスになった」
オジエはもはやソルベルグを打ち負かすためのアタックを仕掛けていない。あまりにもその差は大きいからだ。
「その差は本当に大きい。それは明らかだ」とオジエは語った。「優勝争いはもはや僕らの目標ではない。しかし、エルフィンと良い戦いができれば、それ自体が本当に楽しいだろう」
しかし、もちろんモンテカルロは天候次第では何が起きるかわからない。どんな可能性をも秘めている。