マッズ・オストベルグは、1年半にわたるオラ・フローネとのコンビを解消することを発表した。
オストベルグが所属するアダプタ・モータースポーツの代表を務めるモルテン・オストベルグは、この変更が競技上の理由だと説明した。
「これはチームとしての決定となる」とモルテン・オストベルグは語った。
「私はマッズとオラが二人の関係に挑戦してきた期間を見てきたが、結局、チームにとって何が最善であるのか考える必要があった。高いパフォーマンスが要求されるレベルではすべてがスムースに行かなければならないんだ。オラは過去数年、アンドレアス・ミケルセンらとはいい仕事を果たしているが、経験豊富なマッズとの作業は異なるものとなった」
オストベルグは、次戦のラリー・フィンランドではアダプタ・チームに所属する二人の若いコドライバーとこれからの数戦においてコンビを組みながら将来にむけた解決策を探すことになる。フィンランドでオストベルグとコンビを組むトシュテイン・エリクセンは、フレデリック・アーリンとのコンビでイギリス選手権をリードしている。
「我々が完全な解決策に取り組んでいる間、マッズは、これからの数戦ではアダプタ・チームに所属する二人のコドライバー、トシュテイン・エリクセンとパトリック・バースとのコンビを組み、フィンランドではエリクセンと参戦する」
「私たちは二人ともよく知っているし、十分に成果を上げてその役割を果たしていく経験とスキルがあると確信している」
「オラは引き続きアダプタ・モータースポーツとの関係を継続し、マッズのWRCプログラムとは別の計画についていっしょに仕事をしていくことになる」