ラリー・オーストラリアを管轄するニューサウスウェールズ州警察は、土曜日の午後に行われたSS14ウェルシュズ・クリーク・リバースのステージでティエリー・ヌーヴィルの走行をよこたわって撮影していた観客の身元を明らかにしたという。
WRCライブによって配信されたライブ中継で、世界中がその観客の危険行為に驚くことになった。その観客はヌーヴィルのヒュンダイi20クーペWRCをスマートフォンで撮影するためにステージのすぐ横でよこたわっており、中継画面は時速125kmで走行していたことを表している。
この観客の愚かな行為を撮した写真はソーシャルメディアに投稿されるや瞬く間に地元警察の目に止まり、この観客はすでに特定されたと地元メディアは報じている。
金曜日の朝に行われたSS3シェアウッドでもアンドレアス・ミケルセンがコースに入り込んだ大型のトラクターと遭遇、彼はペースノートをロスしてクラッシュしたことが問題となっている。
ラリー・オーストラリアの主催者は、コースのセーフティに関する批判についていまのところコメントを控えている。