シュコダ・モータースポーツのヤン・コペツキ(シュコダ・ファビアR5)が先週末のラリー・ボヘミアで優勝を飾り、今季のチェコ・チャンピオンを早々と達成することになった。
コペツキは3月に行われた開幕戦のヤンチャ・ヴァラシュカ・ラリーで後続に1分差をつけて優勝を飾って以降、4連勝してラリー・ボヘミアを迎えていた。
コペツキはオープニングSSこそ3番手タイムにとどまったが、SS2のトップタイムで首位に浮上するや後続を引き離し、ヴァーツラフ・ペッシ(フォード・フィエスタR5)に37.3秒差をつけて初日を終えることになった。
コペツキは最終日も6SSのうち4ステージで圧倒的な速さをみせてベストタイムを獲得、1分9秒差にリードを広げ、通算5回目、3年連続となるチェコ王座を獲得することになった。
「チェコのファンとシュコダ工場の多くの社員が見ている前で王座を決めることができてよかった。シュコダ・ファビアR5の優れたスピードをみせて勝利を飾ることができて、最高の一日になったよ」とコペツキは語っている。