WRC2026/01/18

コミック雑誌から飛び出したi20 N Rally1

(c)Hyundai

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 ラリー・モンテカルロではヒョンデi20 N Rally1の左右のドアパネルには、それぞれ「BRANNG!」と「BRAP-BRAP」と、まるでコミック雑誌から飛び出したマシンが疾走するような擬音語・オノマトペが描かれるようだ。

 ヒョンデは先週末、今年のシーズンに投入するi20 N Rally1の新しいカラーリングを発表、ヒョンデにとって象徴的なパフォーマンスブルーと蛍光色のアクティブレッドとともに、スタイリッシュなブラックのカラーを挿し色に加えた大胆なビジュアルとなっていた。さらにこれまでヒョンデのNブランドのロゴが大きく掲げられてきたマシンのボディサイドには、Nブランドの由来となったニュルブルクリンク(Nurburgring)と南陽(Namyang)の地名が掲げられていたが、チームではシーズン中の一部のWRCイベントでは、さらに特別なカラーリングを披露すると説明していた。

 ヒョンデが金曜日夜、ソーシャルメディアで公開した動画では、モンテカルロでチームに復帰するヘイデン・パッドンがフランスの漫画家ジャン・グラトンが描いたミシェル・ヴァイヨンがさまざまなモータースポーツに参戦するシリーズコミック雑誌を読むシーンから始まる。それにヒントを得たように彼はボディに描かれたNamyangの文字を剥がし、新たに「BRANNG!」のレタリングを貼って、満足そうに笑みをみせているシーンが映し出されている。

 さらに昨年のラリー・ジャパンでクラッシュ、右のドアを失ってリタイアとなったアドリアン・フールモーのコドライバーであるアレクサンドル・コリアは、「BRAP-BRAP」と描かれているかに見える新しいドアを掲げて爆笑している。

「BRANNG!」「BRAP-BRAP」は、コミック雑誌などで自動車やレーシングカーがアグレッシブに走行するときのシーンに使われ、興奮を呼び起こすような激しい音を表す英語の擬音語・オノマトペだ。「BRANNG!」は衝撃音である「ドカンッ!」であり、ジャンプの着地するときの音や激しいドリフトのシーンにも使われており、「BRAP-BRAP」はエンジンが「ブォン、ブォン!」と力強く回転する音を表現する言葉としてよく使われている。