WRC2017/10/14

コルシカは2018年もバスティアをベースに

(c)Tour de Corse 2018

 ツール・ド・コルス主催者は、12SS/333.16kmという2018年イベントのルートを公開した。

 4月5〜8日に世界ラリー選手権第4戦として開催される2018年ツール・ド・コルス。木曜日の夜にバスティア市内のサンニコラ広場でスタートセレモニーが行われる。

 2017年は金曜日の舞台に近い島西部のアジャクシオへと移動したが、2018年はそのままバスティアにとどまり、バスティア南部のステージで翌日から戦いは幕を開ける。

 金曜日は4SS/125.16kmの一日。オープニングSSは、昨年土曜日に行われたラ・ポルタ〜ヴァレ・ディ・ロスティノ(49.03km)、続けてピエイグリッジョ〜ポンテ・カスティルラ(13.55km)を走り、バスティアのサービスあと2回目のループが行われて、2017年と同じバスティア・エアポートのサービスパークへと向かうことになる。

 土曜日は、あまり使われたことがないバスティアよりさらに北部のカニヤノ〜ピノ〜カナーリ(35.61km)という島東部から西部へと横断するステージから始まり、サンフロラン湾に面した険峻な山岳ステージのデザート・デ・アグリエット(15.45km)という新しい2つのステージを走ったあと、2017年も使われたノヴェラ(17.39 km)を走り、バスティアのサービスを挟んで2回目のループを走ったあとバスティアのサービスへと至る6SS/136.90kmの一日となる。

 最終日はバスティアの朝のサービスのあとノーサービスの一日となり、ラリー最長となるヴェロ〜サロラ-カルコピノ(54.90 km)から始まり、ふたたびポルティチオでタイヤ交換したあとペニトッシエ〜コティ-シアヴァーリ(16.20km)がパワーステージとして行われる2SS/71.10kmの一日となる。