WRC2025/02/23

サファリ・ラリーには39台がエントリー

(c)Toyota

 2024年世界ラリー選手権第3戦サファリ・ラリー・ケニアが10台のRally1カーを含む全39台のエントリーがあったことを公開した。

 73回目のサファリ・ラリーは、昨年に引き続いて伝統に従ってイースター・ホリデーの週末となる3月20〜23日に行われる。

 過去4年で2度の表彰台独占と2度の1-2勝利を飾ってサファリを圧勝しているトヨタGAZOOレーシングWRTは4台のGRヤリスRally1を投入、選手権リーダーのエルフィン・エヴァンス、カッレ・ロヴァンペラ、勝田貴元をマニュファクチャラーノミネート、サミ・パヤリがTGRのセカンドチームから出場する。

 ヒョンデ・モータースポーツは3台のi20 N Rally1を投入、ティエリー・ルーヴィル、オイット・タナク、アドリアン・フールモーの3人のレギュラードライバーをマニュファクチャラーノミネートした。

 Mスポーツ・フォード・ワールドラリーチームは3台のプーマRally1を投入、レギュラーのグレゴワール・ミュンスターとジュシュ・マクアリーンの2人をマニュファクチャラーノミネートし、プライベーターのジョルダン・セルデリディスが3台目のマシンを駆って5年連続の出場を果たす。

 WRC2には16台がエントリー、ラリー・スウェーデンで優勝を飾ったオリヴァー・ソルベルグがプリントスポーツのトヨタGRヤリスRally2でトップエントリーを果たす。

 昨年のサファリ勝者であるガス・グリーンスミスは今季もサファリでシーズンをスタート、昨年同様にシュコダ・ファビアRS Rally2で出場するものの、トークスポーツからレースセブンにチームを変えて出場する。

 カイエタン・カイエタノヴィッチもシュコダ・ファビアからGRヤリスRally2にマシンをスイッチして今シーズンのプログラムを開始する。

 トークスポーツWRTのシュコダ・ファビアRS Rally2でファブリツィオ・サルディヴァルが出場する。

 また、地元ケニアからは2022年のケニア・チャンピオンであり2023年のアフリカ・チャンピオンであるカラン・パテル(シュコダ・ファビアR5)、5度のケニア・チャンピオンであるカール・トゥンド(フォード・フィエスタR5)ら5台がエントリーしている。