WRC2018/03/16

シトロエン母国戦も2台体制、ブリーン参戦ならず

(c)Citroen

 ツール・ド・コルス主催者は、4月5〜8日に世界ラリー選手権第4戦のフランス・ラウンドに11台の新世代WRカーを含む92台のエントリーがあったことを発表した。

 シトロエン・レーシングは、クレイグ・ブリーンが3台目として出場するかもしれないという期待もあったが、先週末のラリー・メキシコでの復活戦で勝利を期待させるスピードをみせたセバスチャン・ローブとクリス・ミークの2台体制で母国ラウンドを戦うことになる。また、シトロエンは新しいC3 R5を2台エントリー、ステファン・ルフェーブルとヨアン・ボナートがこのマシンをオフィシャルデビューさせることになる。

 Mスポーツ・フォードWRTは、選手権リーダーのセバスチャン・オジエとエルフィン・エヴァンスとともに3台目としてラリー・モンテカルロ同様にブライアン・ブフィエを登録した。

 トヨタGAZOOレーシングは、ヤリ-マティ・ラトバラ、オット、タナク、エサペッカ・ラッピの3台体制となり、ヒュンダイ・モータースポーツは、ラリー・メキシコと同じ体制となり、アンドレアス・ミケルセン、ティエリー・ヌーヴィル、ダニエル・ソルドの3台体制となる。

 WRC2選手権には12台がエントリー。ラリー・スウェーデンでWRC2初優勝を飾ったトヨタGAZOOレーシング・チャレンジプログラムで欧州遠征中の勝田貴元が、新井大輝とともにトミ・マキネン・レーシングのフォード・フィエスタR5で今季2戦目のWRCに挑む。

 二人のライバルとなるのは、シュコダ・モータースポーツのヤン・コペツキとオーレ・クリスチャン・ヴェイビー、ルフェーブルとボナートが駆る2台の新しいシトロエンC3 R5、ジュニアWRC王者のニル・ソランスらの強力なメンバーとなる。

 また、RGTカップには7台がエントリー、WRC3には15台がエントリーしている。