WRC2019/01/17

シュコダがWRC2プロ選手権に参戦へ

(c)Skoda

 シュコダ・モータースポーツは、カッレ・ロヴァンペラとエーリック・ピエタリネンを第2戦ラリー・スウェーデンにエントリーしたことを発表するとともに、FIA WRC2プロ選手権にノミネートすることを決定した。

 FIA WRC2プロ選手権への参戦は、すでにシトロエンとMスポーツ・フォードが登録しており、シュコダは3チーム目となる。

 18歳のロヴァンペラはTGSワールドワイドから開幕戦ラリー・モンテカルロに出場する予定だったが、こちらもシュコダ・モータースポーツからのエントリーへと変更され、彼はWRC2プロにノミネートすることになった。

「今年の目標は、すべてのラリーから経験を積むことだ。僕がまだ出場したことがないイベントもあるからね。まだ、WRカーに乗るなんて考えてないし、ミスなく走りきって選手権の経験を無駄にしないようにしたいと思っている。マシンを壊さないように、きっちりラリーを走りきりたい」とロヴァンペラは語っている。

 25歳のピエタリネンは、いわばロヴァンペラの兄貴分のような存在だ。2017年にフィンランド選手権でSM2クラス・チャンピオンになったあと、昨年からTGSワールドワイドのシュコダ・ファビアR5でフィンランド選手権の総合チャンピオンに輝いている。ピエタリネンは昨年のラリー・フィンランドでWRC2にデビュー、並みいる強豪を抑えて初優勝を飾っている。