WRC2019/01/15

スバルUSA、青とゴールドの新リヴァリーを公開

(c)subaru.com/rally

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 スバル・オブ・アメリカは、新しいブルーとゴールドのレーシングリヴァリーにつつまれたWRX STIラリーカーと新しいモータースポーツブランド「スバル・モータースポーツ」を発表した。

 スバル・オブ・アメリカは10日、2019年のモータースポーツのリヴァリーを発表した。1990年代と2000年代に世界を席巻したスバル・ワールドラリーチームのインプレッサWRCにインスパイアされた印象的な六連星のグラフィックが描かれたブランドの特徴であるブルーとゴールドカラーのマシンに戻る。

 同ブランドはまた、U.S.レーシングの活動の構造改革も発表し、今後はスバル・モータースポーツのバナーの下、ラリー、ラリークロス、レコード・アテンプト、オフロードレース、サーキットレースに同時参戦する。

 スバル・オブ・アメリカのマーケティング副責任者であるアラン・ベスケは次のように語った。

「これらのカラーは我々のブランドの歴史の一部であり、ファンにも愛されている。ラリーファンの世代にとって、スバルというのは、青いクルマ、金のホイール、そして象徴的なスタークラスターと同義だ。この新しいデザインはその伝統に敬意を表しつつ、スバル・モータースポーツの名の下に将来の成功を見据えている」

 新しいデザインは1月14日にデトロイトで開催される北米国際自動車ショーで正式にデビューを飾った。ゴールド塗装のホイールとWRブルーのベースカラーを採用し、ボディサイドに鮮やかなイエローのグラフィックで大きく描かれた六連星のスタークラスターが目を引く。

 このスタークラスターのモチーフは、世界ラリー選手権でコリン・マクレーが王座を獲得したインプレッサによって有名になった555カラーが原点となり,その後、スタークラスターのマークでペター・ソルベルグやリチャード・バーンズがチャンピオンに輝いている。

 スバルのパフォーマンス部門であるスバル・テクニカ・インターナショナルの特徴的なピンク色のロゴは、フロントサイド・インテーク、リヤウィング・エンドプレート、トランクリッド・ベントパネルに描かれている。

 バーモント・スポーツ・カーと提携してスバル・ラリー・チームUSAが結成された2001年以来、ラリー参戦プログラムはスバル・オブ・アメリカの中核を形成してきた。新たに発表されたスバル・モータースポーツのブランドは、スバルのボクサーエンジンやシンメトリカルAWDなどのコアテクノロジーを披露するために、幅広いレース分野へのチャレンジが成功してきたことを反映しているものだ。

 2018年、スバル・ラリー・チームUSAはアメリカン・ラリー・アソシエーション(ARA)の総合タイトルを獲得し、アメリカズ・ラリークロス(ARX)シリーズを表彰台で終えた。スバル・モータースポーツは3月15日から16日にかけてミズーリ州で開催される100エーカー・フォレストラリーで2019年のARAタイトル防衛戦を開始すると共に、新たなリヴァリーで競技デビューする。