WRC2026/01/17

セスクス、プーマRally1で7戦の参戦計画を発表

(c)M-Sport

 マルティンシュ・セスクスは、Mスポーツ・フォード・ワールドラリーチームのフォード・プーマRally1を駆って、2026年も世界ラリー選手権(WRC)7戦に参戦する。

 ラトビア出身のセスクスは、コドライバーのレナース・フランシスと共に、2026年のWRC6戦出場を確定させており、7戦目となるサウジアラビア・ラリーへの参戦も検討している。このプログラムに加え、ヨーロッパ・ラリー選手権(ERC)にも一部参戦する予定で、過去2シーズンで示してきたポテンシャルを、コンスタントに上位を走るパフォーマンスへと繋げたいと考えている。
 
 セスクスは、昨年のラリー・サウジアラビアでは最終日の朝に2度のパンクとテクニカルトラブルによってリタイアに見舞われるまで、首位争いに加わり続けた。2025年のシーズンを過去最高のパフォーマンスで締めくくったことで、彼は新しいシーズンへの切符を手にすることになった。

 セスクスの2026年シーズンは2月のスウェーデンで開幕、ポルトガル、ギリシャ、エストニア、フィンランド、イタリア、サウジアラビアへと続く。

「Mスポーツでの参戦は3年目、WRC参戦は2年目となる」とセスクスは語った。「経験を積んできたが、真の課題はそれをどれだけ活かせるかにかかっている。シーズン最初のラリーが終われば、僕たちの基盤がどれほど強固なものかすぐに分かるはずだ」

 セスクスが今年のプログラムに選んだイベントは、Mスポーツ・フォードで昨年参戦したまったく同じ7戦だ。彼はモンテカルロにも出たかったことを認めつつも、昨年経験済のイベントでさらなる結果を出せることを狙っているのは明らかだ。

「残念ながら、今のところモンテカルロのスタートリストに僕たちの名は載っていない。それでもそのあとのシーズンに向けて僕たちは準備万端だ」とセスクスは語っている。

「理想的な形、そして当初の計画としては、モンテカルロから参戦したかった。誰だって全てのラリーに出場し、フルシーズンのWRCを戦いたいと思う。でも結局、シーズン中盤の僕たちは決して強さを発揮できておらず、その一方で良いパフォーマンスを発揮できたサウジアラビアはかなり遅い時期だった。その結果、本格的な話合いが始まったのはその後で、そこからプログラムを変更するのは困難なタイミングだった」

 セスクスは、ラリー・モンテカルロと同じ週末に開催されるラリー・アルスネーにSRTチームのシュコダ・ファビアで出場することをすでにソーシャルメディアで明かしている。このラトビアのウィンターラリーへの参戦は、2月に開催されるWRCラリー・スウェーデンに向けた準備だ。

 Mスポーツのチーム代表リチャード・ミレナーは、新シーズンに向けた準備が本格化する中、セスクスの軌跡は引き続き上向きであると確信しています。

「マルティンシュとレナースがMスポーツに復帰し、少なくとも6つのWRCイベントに参戦することを発表でき、大変嬉しく思う」とミレナーは語った。

「サウジアラビアでの浮き沈みを経て、好成績を達成できると心から信じている。このプログラムをまとめるのは容易ではなかったが、シーズン開幕はもう数週間後に迫っている」