マルティンシュ・セスクスが、今週末のラリー・ディ・ローマ・カピターレを欠場することがチームMRFタイヤより明らかとなった。
セスクスは先週のラリー・ラトビアではフォード・プーマRally1でキャリア初のベストタイムを獲得するなどセンセーショナルな走りをみせており、今週末のラリー・ディ・ローマでヨーロッパ選手権に戻る予定だった。しかし、木曜日の夜、チームMRFタイヤは公式リリースにおいてセスクスがチームの決定によってラリー・ディ・ローマを欠場することを伝えている。
「チームMRFタイヤの決定により、マルティンシュ・セスクスとレナーズ・フランシスは次のラリー・ディ・ローマを欠場することになった。二人は選手権の残りをチームから出場する予定だ。マルティンシュはローマを訪れ、テクニカルで過酷なイタリアのラリーに挑むチームMRFタイヤのほかのクルーを応援しサポートする」
チームMRFタイヤはセスクスがローマを欠場する理由については説明を行わなかったが、彼が駆る予定だったスポーツ・レーシング・テクノロジーズがプリペアするトヨタGRヤリスRally2は、先週行われたラリー・ラトビアにおいてブランドン・セメナックがクラッシュさせてしまい、マシンの修復が間に合わなかったものと考えられている。