WRC2021/01/18

ソルド、デル・バリオと最後のコンビでモンテへ

(c)Daniel Sordo

 ヒュンダイ・モータースポーツのダニエル・ソルドは、ラリー・モンテカルロでは盟友のカルロス・デル・バリオとのコンビでの最後の一戦に臨むことを明らかにした。

 デル・バリオは今季、パラグアイ出身のファブリツィオ・ザルディヴァルのコドライバーとしてWRC3へ参戦することを表明、その決定を受けて、ソルドも新しいコドライバーのボルハ・ロサーダとともに新シーズンに挑むことが決まったと報告していた。しかし、モンテカルロでは経験と実績が求められることから、ソルドはデル・バリオにペースノートを読んでくれるよう求めてきた。

 先週行われたモンテにむけたプレイベントテストで、ソルドはロサーダをコドライバーシートに初めて座らせて走行を行っていたため、このコンビでシーズン開幕戦に挑むことになると考えられてきたが、ソルドの最後の望みを叶える形でデル・バリオが最後のペースノートを読むことになったようだ。

「コドライバーが変わることで難しい部分もあり、慣れるまでに少し時間が必要になるかもしれない。良くなっていることもあるし、以前とは同じではないこともあるが、僕はこのチャレンジを楽しみにしているよ。ボルハは本当にいいヤツで素晴らしいコドライバーだ。僕としては、彼が現時点でスペインの中では最良の選択肢だったと思う」とソルドは語った。

「この数シーズン僕たちは非常に良いパフォーマンスを発揮できていると思っている。僕の目標は、自分たちが参戦するイベントでもっと多くのラリーに勝利して、マニュファクチュアラー選手権のために最大限のポイントを獲得することだ」

「モンテカルロではいろいろなことが起きるが、その中で自分の力を発揮していかなければならない。とくに今回はカルロスとの最後のラリーなので、最高の気分で臨みたいと思う」