RallyCross2017/09/30

ソルベルグ、手術5日後もレース出場を決意

(c)PSRX

 2週間前のラトビアRXで鎖骨と肋骨を骨折したペター・ソルベルグは、医師のサポートのもと、特別なプロテクターを装着して今週末にドイツで開催されるエステリングRXに出場する。
 
 RSRXフォルクスワーゲン・スウェーデン・チームは今週末のレースでソルベルグのノミネートを外し、ヨハン・クリストファーソンとディーター・デッピングをチームポイントを獲得できるドライバーとして登録しているものの、ソルベルグがレースに出場するかどうかについてはレース直前まで判断を保留していた。

 ソルベルグは現在選手権2位につけているものの、マティアス・エクストロームが5ポイント差、セバスチャン・ローブも15ポイント差に迫っているため、今週のエステリングRXを欠場した場合には確実にポジションを失うことになる。ソルベルグは金曜日のプラクティスでは走行を見送ったものの、厳しい週末になることを覚悟しつつも、土曜日からのレースに挑戦することを決意した。

「5日前に鎖骨の手術をしたので、エステリングRXでのレースは私自身への挑戦になる。やり遂げることができることを僕自身に証明するまでだ!」とソルベルグは語った。

「僕をやる気にさせてくれたギョラン・グラヴァンデル医師に感謝したい。彼は不可能さえ可能だと僕に言ってくれたよ! 簡単ではないはずだが、チャレンジの準備はできている!」

 エステリングRXはこのあと現地10時15分(日本時間18時15分)からフリープラクティスが行われたあと、Q1とQ2の初日レースが行われることになる。 エステリングRXはこのあと現地10時15分(日本時間18時15分)からフリープラクティスが行われたあと、Q1とQ2の初日レースが行われることになる。ソルベルグはQ1では第4レースに出場することになっており、チームメイトのデッピング、昨年のウィナーであるケヴィン・エリクソンと戦うことになる。