WRC2025/09/27

ソルベルグ、来季についての契約はまだない

(c)RedBull Content Pool

 オリヴァー・ソルベルグがふたたびトヨタのRally1カーのコクピットに戻る日はいつになるのだろうか。2003年のWRCチャンピオン、ペター・ソルベルグの息子であるソルベルグは、WRCトップカテゴリーへのフル参戦にふさわしい力強い成長を証明することになったが、いまのところ次はいつになるのか決まってないと明かしている。

 ソルベルグは前戦ラリー・チリで今季5度目のWRC2優勝を果たしてチャンピオンに輝き、このカテゴリーでの仕事を完了することになった。すでに7月のラリー・エストニアで、トヨタGRヤリスRally1でのデビュー戦にもかかわらず、初めてのWRC総合優勝を成し遂げているだけに、当然のことながら、トップカテゴリーへの本格的なステップアップを期待する声が高まっている。

 それでも、次戦のセントラル・ヨーロピアン・ラリーのエントリーリストでは、ソルベルグはGRヤリスRally2での参戦を継続することが明らかになっており、トヨタが彼にトップカテゴリー挑戦のチャンスを与えるのは来シーズンになりそうだとも考えられている。
 
 セバスチャン・オジエが残りイベントをフル参戦して9度目のワールドチャンピオンを目指すことを決めただけに、トヨタがソルベルグにRally1カーのステアリングを委ねるためには6台目のマシンを準備する必要があるが、ロジスティックスの観点からのその実現性は低いとも見られており、ソルベルグ自身も来季のトップカテゴリー昇格へと期待を寄せている。
 
「WRC2では7戦中5勝、そしてWRCでも1勝することができたので、僕とエリオット(・エドモンドソン)にとって悪くないシーズンになった」とソルベルグは語った。

「昨年は(チリでWRC2のタイトルを懸けて)同じような状況で、ラインに一つだけ転がっていた石に阻まれたが、今回は全く邪魔なものは転がってなかった。もちろん、多少の運も必要だが、そうならないよう週末はずっと集中してきた。精神的にもきついラリーだったが、本当に素晴らしい結果になってよかったよ」
 
 ソルベルグは、次のRally1の計画や来季について尋ねられたが、2026年の契約はまだ締結していないと明かした。

「契約はまだだ。それははっきりしているよ。もちろんできればそうしたいが、そうしたことはまだしていない」とソルベルグは語った。

「僕たちが今年目指していたのはWRC2のタイトルだったし、それを果たすことができたし、夢にも思っていなかったWRCでの総合優勝も成し遂げることができた。僕らにできることはすべてやったし、あとは来年に向けて良い計画が進み、WRCでフルシーズンを戦えることを心から願っているよ」