日曜日にラトビアで開催された世界ラリークロス選手権第10戦でのアクシデントによって鎖骨の骨折で入院しているペター・ソルベルグの最新の容態が明らかになった。
世界ラリークロス選手権のチーム選手権で新たに王座を獲得したPSRXフォルクスワーゲン・スウェーデンがソルベルグの状況について19日朝に声明を発表、チームによれば、ソルベルグがセミファイナルの事故で鎖骨を骨折したことに加えて、背中の左下肋骨の9番と10番も骨折し、さらに肺に損傷があることを明かした。
ソルベルグはスウェーデンの病院に移され、鎖骨は近日中に手術される予定であり、転院まで彼はリガの病院に留まる。
今季の世界ラリークロス選手権は残り2戦となっており、来週のドイツのエステルリングで開催される第11戦へのソルベルグの参戦は困難だという見方が強くなっている。
2度の世界RXチャンピオンであるソルベルグは、新たに王座を獲得したチームメイトのヨハン・クリストファーソンに続いて、現在世界RXドライバーズ選手権で2位につけているものの、ラトビア・ラウンドからリタイアしたことによって、マティアス・エクストロームが5ポイント差、セバスチャン・ローブもわずか10ポイント差に迫っている。