ペター・ソルベルグは、スウェーデンのストックホルムで2017年の世界ラリークロス選手権王座を狙う新チーム、PSRXフォルクスワーゲン・ワールドRXスウェーデン・チームを紹介するとともに新しいポロGTIスーパーカーを発表した。
ソルベルグのチームメイトは昨年の選手権で2位になっているヨハン・クリストファーソンとなり、チーム代表はソルベルグの妻であるパニラが務める。
新しいポロGTIスーパーカーは、VWモータースポーツが世界ラリー選手権でチャンピオンを獲得したポロをベースとして開発、ハノーバーの本拠で組み上げられた。
「本当に興奮してドキドキしているよ。チームの全員がハノーバーでクルマの製作作業にあたってきた。たいへんな仕事だったが、チームの素晴らしい情熱をここでも見ることができてとてもうれしかったよ」
「これまでにさまざまなスポーツを経験してきたし、ラリークロスにおいても対戦するチャンスがたくさんあった。知ってのとおり僕は頑固な人間だ。このマシンのアグレッシブなスタイルには満足だよ!」
ソルベルグのチームメイトは昨年の選手権で2位になっているヨハン・クリストファーソンとなる。彼は今年の冬のテストセッションですでにペターとの協力関係をスタートしており、王座にむけてチームが素晴らしいスタートを切ることができると語っている。
「レーシングドライバーとしてフォルクスワーゲン・グループの頂点のプロジェクトの一つに係わることができることを光栄に思う。ペターとチームメイトとなることを本当に光栄に思うし、僕らはすでにテストでもいいチームメイトとして仕事をスタートできている。二人の関係はとても良いよ!」
ポロGTIスーパーカーの開発については、VWモータースポーツのテクニカルディレクター、フランソワ-クサビエ・ドゥメゾンが推進し、ファブリス・フォン・アートベルテがプロジェクトマネージャーを務めており、フォン・アートベルテはペターのエンジニアを担当することになる。