RallyCross2017/01/12

ソルベルグ、VWモータースポーツ製ポロで世界RXへ

(c)WorldRX

 ペター・ソルベルグとヨハン・クリストファーソンは、今シーズンの世界ラリークロス選手権に新チームを結成して参戦することを発表した。参戦マシンのポロRXスーパーカーは、フォルクスワーゲンが世界ラリー選手権への参戦にむけて開発してきたポロWRC 2017がベースになる模様だ。

 ソルベルグはこれまで3年にわたって自身のPSRXチームで戦ってきたが、新チームは、スウェーデンのトースビーに本拠をおき、フォルクスワーゲン・スウェーデンとその代理店がサポート、ハノーバーのVWモータースポーツが技術者の派遣などの技術的な支援を行うという。
 
 2014年と2015年に世界ラリークロス選手権でチャンピオンに輝いているソルベルグは、昨シーズンは選手権3位に終わり、マニュファクチャラーの技術サポートが得られるマシンでの参戦を心待ちにしてきた。

「夢が実現したよ。フォルクスワーゲン・スウェーデンの支援があり、チームメイトは実力者のヨハン・クリストファーソンがチームメイトになるから、僕らにはすべてが可能だ。僕らの狙いは、最初からチャンピオンを獲得することだ。 PSRXチームとフォルクスワーゲン・スウェーデンのためにそれを達成することが 2017年の僕の目標だ」

「僕は何年もの間、いつかこのような契約を結べるように懸命に努力してきた。やっとここに辿り付けたことは、とても素晴らしい気持だよ。本当に僕の夢だったし、僕らには大きな可能性があると思っている。やるべきことはたくさんあるけれど、すべてが達成可能だと信じているよ」

 VWモータースポーツのディレクター、スベン・スミーツは次のように語っている。

「僕らは、ペター、ヨハン(・クリストファーソン)、そしてフォルクスワーゲン・スウェーデンと新しい協力したプロジェクトを楽しみにしているよ。ペタ―のチームとフォルクスワーゲン・スウェーデンが、このプロジェクトの全体を運営するが、成功するために必要なものはこの強固な協力関係がすべて提供することになるだろう」

 2017世界ラリークロス選手権は、4月1日から2日にバルセロナRXで開幕する。