ほんの1週間前に世界ラリー選手権(WRC)初優勝という栄誉に輝いたオリヴァー・ソルベルグは、今週のラリー・フィンランドではトヨタのRally2カーのコクピットに戻ってWRC2カテゴリーでのタイトル争いを再開する。
ソルベルグは今季、スウェーデンからWRC2のタイトル挑戦を開始、これまでに4戦中3勝を挙げて選手権でヨアン・ロッセルに3ポイント差をつけている。選手権は7戦のうちベスト6戦のポイントが有効となる。そのため、ソルベルグはあと3戦でポイントのために出場することができるが、すでにロッセルは5戦を走っており、あと2戦でしかポイントを獲得することができない。
ソルベルグは夢から現実に戻らなければならない。今週のラリー・フィンランドではトヨタのスーツを脱ぎ、いつもの幾何学模様のスーツに身を包んでWRC2の勝利を狙っていく。
「この特別な出場は夢だったし、経験を積むためでもあった。なのに、いきなり優勝してしまったわけだが、僕らは現実に戻って、やるべきことをやらなければならない」とソルベルグは語った。
「僕らの目標は最初からトヨタのためにWRC2を戦い、チャンピオンシップを勝ち取ることだった」
フィンランドでは、選手権の最大のライバルであるロッセルとの直接対決がソルベルグを待っているほか、昨年、優勝争いを繰り広げたトヨタのチーム代表のヤリ-マティ・ラトバラとの再戦が繰り広げられることになるだろう。
「いい戦いになると思うよ。プレッシャーは彼(ラトバラ)にかかっているからね!」とソルベルグは笑った。
「昨年のように良い戦いになると思う。今はRally2のリズムを取り戻し、できるだけ早くフィーリングを掴んでから結果がどうなるのか見守るよ」
ソルベルグが、Rally1カーにもう一度戻るチャンスはいつになるのだろう?
「残念ながら、全く分からない。今年は仕事をやり遂げるまでだよ(笑)」とソルベルグは答えている。