WORLDWIDE2016/12/31

ソルベルグJr、ラトビア選手権参戦か

(c)SRT

 ペター・ソルベルグの息子オリバーが、2017年シーズンにラトビア・ラリー選手権への参戦を計画している模様だ。

 ラトビア選手権は出場者の年齢に関する規定が緩く、ラトビアで競技ライセンスを取得すれば、ジュニアドライバーでもラトビア国内の競技への参戦が認められており、才能あふれる若手として注目されている15歳のカッレ・ロバンペラも2016年のラトビア選手権でチャンピオンを獲得している。

 ノルウェーのクロスカートのジュニアカテゴリーのチャンピオンになった15歳のオリバーは、10月にラトビアを拠点とするスポーツ・レーシング・テクノロジーズ(SRT)がプリペアしたプジョー208 R2をテストしている。ラトビアの名門チームであるSRTは、ラルフス・シルマチスやニコライ・グリアジンといったラトビア期待の若手を輩出している。

 オリバーはSRTで来シーズンを走る可能性があることをラトビアのスポーツ・ポータルサイトに向けて語っている。

「来シーズンはラトビアの選手権で走る計画もあるんだ」とオリバーは語った。

「まずはラリースプリント2戦を走ることになるだろう、そのあとはちゃんとしたラリーも計画に含まれる。(10月に行われた)最初のテストは我ながらうまくいったよ。楽しくドライブできたし、多くを学ぶことができた。二日間で160kmを走り、人生でも最高の経験ができたよ」

「ラリーは僕の夢だよ。それは僕にとってのたった一つのモータースポーツだ。もちろん両親から多くを学ぶことになるだろう。ラリースプリントではクルマのコントロールを学ぶことが重要になるだろう。ラリーではまずはクラスのトップ5をめざして戦いたいね」