WORLDWIDE2017/03/28

デイル・モスキャット、事故で脚を骨折

(c)Australian Tarmac Rally Championship

 オーストラリア出身のコドライバー、デイル・モスキャットが、オーストラリア・ターマック選手権のアクシデントで脚を折る重傷を負った。

 モスキャットは、かつては新井敏弘やエフゲニー・ノビコフともコンビを組んだことがあり、最近でも中国ラリー選手権でクリス・アトキンソンのコドライバーを務めていることから日本でよく知られている存在だ。

 モスキャットは先週末、オーストラリアの人気テレビ司会者、グラント・デンヤーのドライブするロータス・エクシージ350でビクトリア州で行われたオーストラリア・ターマック選手権第2戦のレイク・マウンテン・スプリントに出場、二人はクラスをリードしていたものの、SS12でコースオフ、ブッシュの土手を10メートルほど落ちたあと立ち木にクラッシュ、マシンは大破している。

 激しいアクシデントだったにもかかわらず、デンヤーは胸部の打撲と指の骨折で済んだものの、モスキャットはロイヤル・メルボルン・ホスピタルに搬送されて骨折した脚の手術を受けたほか、尾てい骨を骨折しているとの情報だ。