WRC2017/12/22

トヨタ、トヨタテクノクラフトらの子会社統合

(c)TRD

 トヨタ自動車は12月21日、子会社のトヨタテクノクラフト、ジェータックス、トヨタモデリスタインターナショナルの3社を2018年4月1日に統合し、新会社を設立すると発表した。新会社の社名は1月ごろに決定されるという。

 トヨタテクノクラフトはトヨタの100%出資子会社で、1954年6月に誕生、トヨタのモータースポーツ車両の開発・製造をはじめ、TRDブランドのモータースポーツパーツや車両開発などを行ってきた。また、トヨタモデリスタインターナショナルはトヨタ販売店ネットワークを通じて販売されるエアロパーツを取り扱い、ジェータックスは特装車や福祉車両の企画販売を手がけている。

 今回の統合について、トヨタは「3社のノウハウを結集し、経営資源を総合的、効率的に活用することで、用品・特装事業の機動性を活かした商品バリエーション展開でお客様のニーズに応えるとともに、トヨタのモータースポーツ活動を支える開発支援体制を強化していくことで、トヨタが目指す『もっといいクルマづくり』にも寄与できる」と説明している。

 新会社はトヨタテクノクラフトの横浜テクニカルセンターがある神奈川県横浜市港北区に本社を設けられることになり、トヨタテクノクラフトの稲垣和也代表取締役社長が新会社の取締役社長に就任する。