WRC2018/07/09

トヨタ、ドイツにむけてターマックテストを敢行

(c)Toyota

 トヨタGAZOOレーシングは、先週の水曜日から4日間にわたってラリー・ドイッチュランドのためのプレテストを行い、道幅が狭いモーゼルのブドウ畑のステージ、田園地帯を高速で駆け抜けるステージ、そしてトリッキーなバウムホルダーのステージというキャラクターの異なる3つのターマックでテストを行った。

 初日の水曜日はヤリ-マティ・ラトバラがモーゼル河畔のブドウ畑でテストを開始した。彼はドライとウェットのコンディションで走ったあと、木曜日にはエサペッカ・ラッピがウェットターマックでテストを行っている。

 金曜日にはザンクト・ヴェンデルに近いフライツェンに移動し、昨年のドイツでターマック初勝利を飾ったオイット・タナクがオープンでスムースな高速ステージと狭い林のステージでテストを行い、土曜日にはバウムホルダーのミリタリーキャンプに移動、タナクがトリッキーなターマックを走りこんでいる。日曜日もふたたびバウムホルダーでテストを敢行、午前中はラトバラ、午後はラッピがテストを行っている。