WRC2019/01/13

トヨタ、2019年はトリプルタイトルを照準に参戦

(c)Toyota

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 トヨタGAZOOレーシング・ワールドラリーチームは、"ALL FOR WIN"を合い言葉に2019年シーズンにおいて、マニュファクチャラー、ドライバー、コドライバーのすべての選手権においてトリプルタイトル獲得を目指し、チーム一丸となって大きな目標にチャレンジすることを宣言した。

 オートスポーツ・インターナショナルショーのFIA世界ラリー選手権(WRC)2019年シーズン発表会にて、ドライバーとコドライバーが一堂に会し、ヤリスWRCの2019年仕様を披露した。

 毎年、イギリス・バーミンガムで新たなモータースポーツ・シーズンの幕開けを告げるイベントとして親しまれているオートスポーツ・インターナショナルショーにて、昨シーズン、WRC復帰2年目でのマニュファクチャラー選手権タイトル獲得にチームを導いたオイット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤとヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラとともに、今シーズンからチームに加わるクリス・ミークと、新たにコンビを組むコドライバーのセブ・マーシャルも、彼らのホームで、他のチームメンバーと共に初めて公の舞台に立った。

 トミ・マキネン代表は、このメンバーとヤリスWRCでトリプルタイトル獲得を目指して2019年シーズンに挑むと語った。

「現マニュファクチャラー選手権チャンピオン・チームとして、2019年シーズン発表会に戻って来ることができたことを大変光栄に思っている。特にイギリスでは、多くのモータースポーツファンがクリス(・ミーク)とセブ(・マーシャル)のチーム加入をとても楽しみにしていたことは理解しているので、ここが我々にとって、今シーズンの幕開けに相応しい場所であると思う。昨年は大変素晴らしい結果を得ることができた。ヤリスWRCを継続的に改善するために、一丸となって努力を重ねたチームに感謝している。しかし、この成功に止まらず、我々の『もっといいクルマづくり』への挑戦は続く。そして、2019年シーズンは、マニュファクチャラー選手権タイトルを防衛し、ドライバー、コドライバー選手権タイトルも狙う。これまで以上に激しい競争に直面するでしょうから、決して容易ではありませんが、チームの皆が良いシーズンになると自信を持っている」