トヨタGAZOOレーシング・ワールドラリーチームのWRC27 Rally1プロトタイプのテスト走行写真がスクープされ、世界中のファンをさわがせている。カムフラージュされたそのラリーカーは、これまでのGRヤリスRally1のハッチバックスタイルのマシンではなく、なんとクーペスタイルのマシンであり、近い将来に市販が噂されているGRセリカがベースモデルになるのではないかとインターネットをざわつかせている。
ポルトガル、アルガルヴェ地方の山岳地帯で、地元のラリーファン、マルシオ・ペレイラが撮影した写真は、これまでのGRヤリスから新たなボディ形状への移行を完全に示唆している。
もちろん新しいWRC27規定での次世代のRally1カーは市販モデルをもたなくてもプロトタイプのマシンでも製作が認められる。今回撮影された写真と動画では将来市販化されるとも噂される新しいセリカを強く想起させる2ドアクーペ型のボディが確認されている。WRC27規定に駆動系やエンジンについてはRally2カーのものが踏襲されることになっており、今回スクープされたラリーカーのエキゾースト音は現行のGRヤリスRally2に非常に似たものとなっている。
トヨタのテクニカルディレクター、トム・ファウラーは、ラリーメディアの『DirtFish』に対して、プロトタイプマシンのテストがすでに始まっていることを認めている。「現時点では、すでにプロトタイプのテストカーを走らせている。すでに数回のテスト走行を行っており、走行距離は2000キロメートルを超えている。設計チームは、このマシンから得られるフィードバックをすべて検討し、問題点や改善点の解決に取り組んでいくことになる」