WRC2017/12/06

トヨタのタナク、ドライ路面でテストを続行

(c)Rourebel

 オット・タナクは昨日に引き続いてトヨタ・ヤリスWRCの二日目のテストをフレンチアルプスで行っている。テスト初日はフルスノーコンディションで行われたが、二日目はほぼドライコンディションとなり、タナクはヤリスWRCの感触を確かめるように走行を繰り返した。

 トヨタGAZOOレーシングのラリー・モンテカルロにむけたテストは月曜日からヴァーランス南東の山岳ステージで始まっている。

 初日のラボレルは標高が高いところでは朝の気温はマイナス10度以下に下がり、雪とアイスの過酷な状況のなかで行われたが、チームは火曜日、ラボレルからやや北に位置するロザンにテストの舞台を移し、ふたたびタナクがテストを行っている。

 ロザンのステージは路面に雪はなくほぼドライコンディションとなったが、路肩に積もった雪がかき出されたコーナーや日陰のアイスパッチなど典型的なモンテカルロの複雑な路面でタナクは早朝から陽が落ちるまでたっぷりと走り込んでいる。

 タナクのテストの模様は、スマホサイトの動画コーナーでぜひチェックしてほしい。