パラグアイのトヨタ・インポーターであるトヨトシSAは、トヨタ・エティオスR5を今年のパラグアイ・ラリー選手権に投入することを発表した。
エティオスR5はFIAコダスール選手権の開幕戦として今週末にパラグアイで行われるラリー・トランス・イタプアでチーム・トヨタ・パラグアイのアレハンドロ・ギャランティのドライブによりデビューする。
エティオスR5は、トヨタが南米などの市場のために開発した地域戦略車であるエティオスをベースにチーム・トヨタ・パラグアイが製作、2ZZ-GEをベースとした1600cc+ターボエンジンが搭載されている。マシンの開発にはヨーロッパのエンジニアリング会社が協力したとされ、チームはこれまで国内選手権で数々の栄光を築いたカローラ・スーパーS2000の後継マシンとして大きな期待を寄せている。
エティオスR5は、FIAホモロゲーションをもったマシンではなく、パラグアイおよび南アメリカの限られた地域の選手権に限って出場を認められたものとなる。