オイット・タナクは、今シーズン終了後の進路についてまだ発表していないが、まもなくどこかのチームが発表することになりそうだ。
タナクにはいま3つの選択肢がある。このままヒョンデとの契約を継続して戦い続けるのか、それとも2019年のチャンピオン獲得後に離脱したトヨタへ復帰してチャンピオンシップを戦い続けるのか、あるいはラリーキャリアに終止符を打つかだ。
ラリー・ジャパンの開幕を前に、タナクは既に決断を下したと明かした。それは引退という道ではなく、来季もどこかで走るという選択だ。
「もちろん、我々は何をすべきか大体分かっている。しかし、いつ発表するかはチーム次第だ」とタナクは語った。
タナクの発言は、引退が選択肢にないことを示唆している。彼は来年も参戦する意思があるかと問われると、こう答えた。「そうだ。それが今回の発表の目的だ」
しかし、いまのところタナクには来季への関心はない。彼はトヨタのエルフィン・エヴァンスから50ポイントも引き離されており、今シーズン、彼がタイトルを争える可能性は数学的に見てもわずかに見える。タナク自身もタイトル獲得など夢にも思っていないが、サウジアラビアで開催される最終戦まで戦い続けるつもりだと語っている。
「いまはラリーに集中している。とにかく良いラリーを2回やりたい」とタナクは語った。
「セントラル・ヨーロッパでは(トヨタに対して)チャンスがあまりなかったと思う。ここでもそれほど良い結果になる理由は見当たらない。でも、もちろん、全力を尽くす」とタナックは語った。
タナクは木曜日の夕方に行われたラリー・ジャパンのオープニングステージで2番手タイムを記録し、首位のカッレ・ロヴァンペラからわずか0.1秒遅れで金曜日をスタートする。