WRC2025/09/11

ハンコック、チリでのソフトタイヤ使用数を増やす

(c)Toyota

 ラリー・チリ・ビオビオは今週初めに数日にわたって降った大雨の影響でウェットコンディションのラリーになることから、ハンコックはソフトコンパウンドタイヤの各ドライバーでの割当数を大きく増やすことを決定した。

 ハンコックは、タイヤの摩耗が大きいラリー・チリ・ビオビオでは前戦ラリー・デル・パラグアイとは異なり、ハードコンパウンドのグラベルタイヤ「ダイナプロR213W WRC3」をメインタイヤに指名、ソフトコンパウンドタイヤ「ダイナプロR213W WRC7」をオプションとして供給することを決めていた。

 ラリー・チリでは当初、メインタイヤのハードがRally1の各ドライバーには28本用意され、オプションのソフトは8本が割り当てられていた。ハンコックは月曜日にソフトの割当てを8本から12本へと変更、さらにシェイクダウンの前日にはこれを16本へと増やしている。

 さらに規定では、各ドライバーはシェイクダウン前の事前申告でオプションを4本増やし、メインタイヤを4本減らす選択も可能としているため、ドライバーたちはソフトを増やすチョイスを行っている。これによりチリに向けたドライバーたちの最終的なタイヤの割当数はハードが24本、ソフトが20本へとなっている。

 タイヤの総使用数には変更はなく、Rally1カーは、シェイクダウンを含めて全28本の使用が認められる。その他の車両の場合は26本、Rally2カーに関してはチリでは30本に増やされている。

 また、チリでオプションとして使用されるソフトタイヤはサルディニアやギリシャと同様に強化ブロックをもつ「ダイナプロR213W WRC7」と発表されていたが、溝の巾がやや広く、排水性に優れる「ダイナプロR213 WRC7」へと変更されている。