WRC2018/01/13

パッドンとソルドは今季は7戦ずつの参戦へ

(c)Hyundai

(c)Hyundai

 ヒュンダイ・モータースポーツは、ヘイデン・パッドンとダニエル・ソルドの今季プログラムがそれぞれ7戦になることを発表した。

 ヒュンダイはすでにティエリー・ヌーヴィルとアンドレアス・ミケルセンが今季のWRCにフル参戦することを発表している。パッドンとソルドは基本的にはカーナンバー6のヒュンダイi20クーペWRCをシェアすることになるが、第6戦のラリー・デ・ポルトガルでは二人とも参戦が予定され、チームは今季初の4台体制での参戦となる。

 開幕戦モンテカルロでシーズンをスタートするソルドは、以降、メキシコ、コルシカ、アルゼンチン、ポルトガル、ドイツ、スペインの7戦となる。

「今シーズンはフル参戦ではないが、私はヒュンダイ・モータースポーツのためにすべてを尽くしてマニュファクチャラータイトル獲得をサポートするつもりだ」とソルドは語った。

「僕らは、昨年、すべてがうまくいくと、本当にポジティブな結果が得られることを示した。チームが2014年の最初のシーズンからどのくらい成長したかを僕は見てきたし、いまや信じられないほどの進歩を遂げている。今年は、モンテカルロをはじめ、僕が参戦するイベントでは100%の力を出し尽くすつもりだ」

 パッドンの2018年はスウェーデンではじまり、以降、サルディニア、ポルトガル、フィンランド、トルコ、GB、オーストラリアの7戦が計画される。

「困難なシーズンとなった昨年の後、2018年のシーズンのスタートを新鮮な気持ちで迎えている」とパッドンは語った。

「僕はそうした苦い思い出を忘れ、表彰台の結果から得たポジティブなものを使って、僕らができると信じていることを達成するために気持ちを奮い立たせている。フルシーズンに出場することを好まないと言ったら嘘になるが、僕はこのようなことを受け入れ、一年を通して得るチャンスを最大限に生かさなければならない。もちろん、メーカーのタイトルに向けてチームを手助けする力をすべて備え、それぞれのグラベルイベントで表彰台に立つ予定でいる。ベストを尽くすためにリセットして、僕にとってのシーズン初のイベントとなるスウェーデンでドライブすることが待ちきれないよ」