WRC2022/07/28

ヒョンデ、アクリポリスではソルドを起用

(c)Hyundai

 ヒョンデ・モータースポーツは、9月8〜11日に開催される世界ラリー選手権第10戦アクロポリス・ラリー・ギリシャのラインナップを公開、オイット・タナクとティエリー・ヌーヴィルのレギュラードライバーに加えて、ダニエル・ソルドをサードドライバーとして起用することを発表した。

 ヒョンデは今季、3台目のヒョンデi20 N Rally1をオリヴァー・ソルベルグとソルドによってシェアしている。来週のラリー・フィンランドと8月末のイープル・ラリー・ベルギーでソルベルグがドライブしたあと、ソルドは6月のラリー・イタリア・サルディニアの記者会見で予告していたとおり、アクロポリス・ラリーにおいて以来、3カ月ぶりにコクピットに戻ることになる。

 ソルドは今季、ラリー・デ・ポルトガルで初登場、そのあとサルディニア、サファリに出場しており、ともに3位でフィニッシュしてポディウムを達成している。

 ソルドは現役トップドライバーのなかでもっともアクロポリス・ラリーの豊富な経験をもっており、2005年から2013年まで6回出場し、2013年にはティエリー・ヌーヴィルを抑えて2位となっている。また、彼は8年ぶりにWRCに復帰した昨年のアクロポリスで新しいコドライバーのカンディド・カレーラと初めて出場し、4位でフィニッシュしている。