ヒョンデ・モータースポーツは、ラリー・サウジアラビアの金曜日をトップで終えたアドリアン・フールモーが最終サービスの前のタイム・コントロールに早着してペナルティを課された問題について、イベント主催者に事実関係を確認するなど調査を行うことを報告している。
厳しい一日となったサウジアラビアの金曜日は、多くのドライバーがタイヤトラブルなど悪夢のような出来事に見舞われている。フールモーもSS13で前のドライバーが巻き上げたダストでミスコースをしてしまい、ふたたびトップを失うことになってしまった。
それでもトップを争うマルティンシュ・セスクスが最終ステージでタイヤトラブルに見舞われて大きくペースダウン、フールモーも自身もパンクに見舞われながらも力強い走りを見せて、セスクスに2.4秒差をつけてトップでステージをフィニッシュすることになった。だが、彼はサービスパーク前のテクニカルゾーンにおかれたタイムコントロールに早着したとして1分のペナルティを課されてしまい、初優勝への期待は削がれてしまった。
フールモーはこのペナルティは予想できないものだったとして、チームは引き続きこの件について調査していると説明している。
「今日のパフォーマンスには本当に満足している。もっとプッシュできたかもしれないところもあったが、プッシュするかマシンとタイヤを温存するかのバランスを取ろうとしていた。それについてはうまくコントロールできたと思う」とフールモーは語った。
「僅差でトップに立ち、明日の戦いに備えていた。若いドライバーたちとのバトルを楽しんでいたが、タイム・コントロールへのチェックインが早かったとしてペナルティで4位になってしまった。何が起こったのかは分からないが、今は自分のことに集中し、チームに調査を任せるしかない」
ヒョンデは、フールモーのペナルティについて次のように述べている。「彼らはTC14Aで1分早くチェックしたため、タイムペナルティを受け、4位に後退した。チームは、大会主催者と共同でこの件について調査を行っている」
TC14Aは交通渋滞にも起因して多くのドライバーの遅着などの混乱があったと報告されている。
フールモーはこの1分間のペナルティによって4位に後退。現在、ラリーのトップはMスポーツ・フォードのセスクスで、2位のティエリー・ヌーヴィルに3.4秒差をつけている。3位には勝田貴元が続いている。