ヒョンデ・モータースポーツは、2026年の世界ラリー選手権に向けてこれまでとは全く異なる新しいカラーリングのヒョンデi20 N Rally1を公開した。
ヒョンデi20 N Rally1の新しいカラーリングは、ヒョンデとヒョンデのNブランドにとって象徴的なパフォーマンスブルーをメインカラーとして蛍光色のアクティブレッドを復活させながらも、スタイリッシュなブラックのカラーが加わり、大胆なビジュアル変更となっている。
これまでボディサイドには大きくNブランドのロゴが掲げられてきたが、新たに右サイドにはヒョンデNの開発拠点であるニュルブルクリンク(Nurburgring)が、左サイドにはヒョンデ・モーターグループのR&Dセンターとデザインセンターが所在する南陽(Namyang)の地名が掲げられたデザインとなっており、シーズン中の一部のWRCイベントでは、さらに特別なカラーリングを披露すると説明している。
ヒョンデは短いシーズンオフにもかかわらず16日間のテストを行っており、ヒョンデ・モータースポーツ社長兼チーム代表のシリル・アビテブールは、i20 N Rally1の進化バージョンのチームの強化によって3つの選手権タイトルを狙うことが目標だと語っている。
「今シーズンは、これまで以上に強い決意と闘志を持って戻ってきます。昨年はチャレンジに満ちたシーズンでしたが、自分たちの弱点や、2026年にさらにレベルアップするために取り組むべき点について多くのことを学びました。今年も、3つのチャンピオンシップタイトルを獲得することが私たちの目標です」
「Evoマシンの成熟度が高まったことで、その目標達成に向けてより良い位置につけていると確信しています。徹底的かつ綿密なテストプログラムを経て、Evoマシンに注いだ非常に集中的な改良と、献身的で経験豊富なスタッフを擁するリーダーシップチームの強化は、ヒュンダイのモータースポーツにおける意志の表明です」
オイット・タナクの引退を受け、ヒョンデはドライバーラインナップを刷新し、新シーズンに臨む。ティエリー・ヌーヴィルとアドリアン・フールモーは引き続きフルシーズンを戦う一方、エサペッカ・ラッピ、ダニ・ソルド、ヘイデン・パッドンは、世界ラリー選手権の一部イベントでチームのサードカーをローテーションで走らせる。
「戦術面では、2024年に成功した体制に戻り、ローテーション方式のサードカーと、ティエリー(・ヌーヴィル)とアドリアン(・フールモー)の堅実なパフォーマンスを期待しています。また、ヘイデン(・パッドン)、ダニ(・ソルド)、エサペッカ(・ラッピ)の復帰により、スキルセットと経験だけでなく、チームの活気と前向きな姿勢は、WRCシーズンを通して訪れる困難な時期を乗り越える上で、成功の鍵となることを実感しました。トヨタとの競争は今回も厳しいものになるでしょうが、私たちには目標を達成できる力があると確信しています」