Raid2016/11/12

ヒルボネン、MINIとともに初ダカール勝利を狙う

(c)MINI

 MINIとMINIのモータースポーツにおけるパートナーであるXレイド・チームは、2017年のダカールラリーにおいてミッコ・ヒルボネンとともにMINIによる5度目の総合勝利を目指す

元WRCドライバーでフィンランド出身のヒルボネンは、2016年に初めてダカールに参戦した。ステージ勝利を1回獲得し、その他のステージでも5位以内のステージタイムを多く叩き出すなど、初参戦ながら素晴らしい走りで総合4位を獲得し、ベスト・ルーキー賞を手にした。ヒルボネンのコドライバーは、フランス出身で経験豊富なミシェル・ペリンが務めた。2017年のダカールもこの2人がペアを組む予定だ。

 2017年のダカールについて、ヒルボネンは次のように語った。

「ダカールに2度目の参戦ができることが本当に嬉しいし、ワクワクしているよ。僕は昨年のこのレースから多くのことを学んだ。そして今年もチームと共に出来る限りの準備に取り組んできた。これは再び大きな挑戦になるだろうが、スタートラインに立って、僕たちに何ができるかを試すのが待ち遠しいよ」

 米国出身のブライス・メンジーズは、すでに熟練のオフロードドライバーだ。2016年はMINI オール4 レーシングを駆り、国際的なラリーで観客を魅了してきた。彼はこの特徴的なマシンをすぐに操り、すべての参戦を5位以内で終えた。ダカールラリーには初参戦となるため、メンジーズのコドライバーは彼の通常のコドライバーであるピーター・モーテンセンが務める予定だ。そしてXレイド・チームの3台目のペアは、サウジアラビア出身のヤジード・アル-ラジと彼の通常のコドライバーのティモ・ゴトシャルクだ。アル-ラジは、今年のFIAクロスカントリーラリー・ワールドカップで4位を獲得した。

 ダカール・ラリーは、長距離ラリー競技の中でも最も過酷な課題とされるイベントだ。2017年のダカールラリーは、1月2日から14日にかけて開催され、南米のパラグアイ、ボリビア、アルゼンチンを走破する。